吉本精樹@友活です。
◆3.11移行、各地で繋がりあおうという機運が高まって
います。
でも飽きっぽい日本人のことですから、あの震災のことも
被災者の方々やご親族、友人等を除けばいつの間にやら元の
通りに何事も無かったかのように忘れてしまうかもしれません。
そうなってはいけないのですが、悲しいかな、そうなるかもしれません。
◆町を歩いていたらポスターを見ました。町内会に入りましょう・・と
呼びかけています。私も以前は町内の草取りに出かけていましたが最近は
さっぱりです。町の人たちとの繋がりが大事だと頭では判っているのですが、
そうした場に顔を出すことが億劫ですね。女性はその傾向は薄いようです。
◆ただ、今後は交わりあう場を創ること、交流の流れを設計すること、
交流を進める熱意と技術を持ったリーダーが居ること、この3点が整えば
交流は増えると思います。
◆紹介が逆になりましたが、先ず熱意と技術を持ったリーダーです。
町内会や自治会の会長さんにも熱意のある方は沢山いらっしゃいます。
私の地元の会長さんも熱心でした。残念だったのは人と人との交流を
促す技術はお持ちではありませんでした。ですからひたすらご自身が
話をされます。他の人は話を聴くだけで、何も発しません。時に誰かが
話しても一部の限られた人たちだけ・・これでは参加する人の数が減るのも
やむをえません。技術は大きく2つに分けられます。
1 流れを、その日のメンバーの顔を見ながら臨機応変に設計できること
2 そして、それを元に対話を進めるファシリテーションの技術です。
◆次に会場です。地方都市はまだ良いのですが、大都会で会場を確保するのは
結構、たいへんです。マンション管理組合の会合であれば集会所を使えますが、
町内会の会場だと公民館やコミュニティセンターなどなどレンタル料が掛かること
もあります。この解決法の一つとして私は歯科医院に会場を貸してください・・・
とお願いしたことがあります。そして成功しました。というのも会場に集まった
人を対象に友活コミュニケーション倶楽部の名前で簡単な話す、聴くの練習を
取り入れた後に参加者相互の友活を進めるというプログラムが功を奏し15人以上の
参加も稀ではなくなり、時折お顔を見せられる院長先生を丁寧に持ちあげながら
紹介するのですが、直ぐにインプラントを入れたい人が現れたりして院の経営にも
少なからず貢献できたのです。こうした三者・・集まってくる人、会場の貸主、
そして進行する私(は話す聴くの練習を入れたのでお一人から1000円いただいてました)
が全て喜べる関係作りが長続きのもとになります。
◆そして技術です。私の場合は話し方居室をやっている関係で上記のことが出来
ましたが、そうでなくても簡単なファシリテーションのスキルを習得することで
直ぐにも楽しい交流の場が始められます。近日中に交流ファシリテーターの育成を
始めたいと思います。
街を
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