天国との電話

吉本精樹@友活です。

 

◆先日、板橋で対話の会に参加しました。これは長年、群馬の桐生で確認型の

 

対話の手法を市民に広めていらっしゃる浅野さんに学ばれた方が主となって月に

 

1回、開催されています。これまでに何度か参加して楽しいひと時を過ごしました。

 

◆そこで私がふと参加者の方々に言ったのですが、例えば今の孤独死の問題を

 

防ぐためにボランティアの方が日に1回、前もって情報を得た人に電話を掛けて

 

安否を確認するというのが各地に散見されます。ですが、思うに電話を受けても

 

単に「はい今日も大丈夫です」で終わるとは思えません。一人暮らしの方々は

 

人と会話する機会も多くはないでしょうから、そこは勢い沢山、話したくなる

 

人が増えてきます。すると、もう5分や10分では不足して、もっと長く、あるいは

 

もっと回数を多くということになってしまいそうです。

 

◆というのも電話は相手が見えませんから、そこは想像力を働かせて皆さん、

 

会話をするのですが、何と言っても人は人と直に会って言葉を交わすことで精神

 

衛生が保てるような気がします。愛する人が亡くなり、天国に居るとします。

 

そして、もし天国と、こちら側の現世が電話で繋がっているとします。日に何度でも

 

電話で話せるし、どれだけでも長話が出来たとします。それでも私たちは電話

 

ではなく実際に会って、顔を見ながら、そして時々、身体を触れ合いながら語り合い

 

たいのでは無いでしょうか。

 

◆そう考えると、人に会う、そして一時を語り合う、という行為が大変、貴重な

 

ことに思えます。今日、会う人も偶然の賜です。縁を頂くということも非常に

 

大事に思えます。会う、語る、こんな日常的な風景を求めている人が今はとても

 

多いようです。友活コミュニケーション倶楽部を広めたいと思います。

 

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