吉本精樹@友活です。
◆昨夜は東京での友活コミュニケーション倶楽部のスタート日でした。
ビジネスバージョンとお楽しみバージョンの2つのタイプを推進していきます。
昨夜はビジネスバージョンでした。これはコミュニケーションについて深く学びあいながら
同時に参加者相互の親睦を深めるお手伝いをするという色合いの濃いものです。
◆昨夜はYさん、お一人のご参加でした。当初は3名の方が参加をお申込みになって
いましたが、お二人が急きょ、他の用件が入ったということでお出でになれませんでした。
今後も定期的に開催します。引き続きご愛顧をよろしくお願いいたします。
◆そういうわけで昨夜はYさんお一人でした。それでもマニアックな自己紹介に始まり
想像力を養うゲームや、推理する力を高めるゲームなどを通じて、私とYさんとの相互理解が
随分と進んだと思います。次回も来ます!と言っていただいたYさんに感謝いたします。
ありがとうございました。
◆何しろお一人ですから私も数名で取り組める色んなプログラムを用意していましたが、
路線を変更して、最近の企業で良く取り組まれている対話の場の創り方や対話を促す
ちょっとしたスキルをご紹介しながら2時間を過ごしていただきました。
このちょっとしたスキルは色んな機会に使えると思いますのでお試しください。
その1 話し合いの中で発言するとき「質問です」と前振りをしてから質問する。
こうすると相手は「質問」だよね? と自身の感情を鎮めることができます。
多くの人はこうした前振りなく、「それは判るけど、こういう場合はどうするの?」などと
言って相手の感情を刺激して、防御の姿勢を取らせてしまうのです。これではそのうち
葛藤や対立が起きやすくなります。「質問ですが・・・」「聞いてもいですか」「部長の
お話には全く共感します。そこでお聴きしたいのですが・・・」こうした前振りを入れると
相手は心を荒立たせることなく穏やかに回答してくれるでしょう。
その2 提案ですが・・・と前振りをすること。これも質問ですが・・・と目的は同じです。
多くの人は(もちろん私もですが)自分の意見を唐突に(相手にとっては)述べます。
「こうした方がいいんじゃないのかな」「それよりも経費の削減のほうが先にやるべきことでは
ないのかな」といった自分の意見を出す時に不用意なのです。人は自分の意見が正しいと思って
いるし、先ず自分の意見を聞いてくれ・・・その後だったら、あなたの意見も聞いてあげるよ
というスタンスなのです。前述の質問も同じことです。提案ですが・・・は、あなたの話を
聴いたうえで私の案を出してみます、受けるかどうかはあなた次第です・・というニュアンスが
あるのです。相手は、そうした前振りによって自分が否定されたという感じをもつ程度が
ひくくなり、あなたの話を聴くようになるのです。
◆質問ですが・・・提案ですが・・・お試しくださいね。
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